テニス肘
「フライパンを持ち上げると肘の外側がズキッと痛む」「タオルを絞る、ペットボトルの蓋を開けるといった何気ない動作がつらい」——そんな症状が続いていませんか。それは「テニス肘(上腕骨外側上顆炎)」かもしれません。
名前からスポーツのケガと思われがちですが、実際には家事や仕事、パソコン作業など日常の手の使いすぎで起こることが多く、テニスをしたことがない方にもよく見られます。テニス肘は、当院の神経整体で実際に改善が見られてきた症状のひとつです。家事や仕事で痛みが長引いていた方にも改善が見られたケースが少なくありません。
このページでは、テニス肘の症状と原因、先に医療機関を受診すべきケース、当院でできること、セルフケアのポイントを解説します。
こんな症状は先に医療機関へ
肘の痛みの多くは筋肉や腱への負担が原因ですが、中には医療機関での検査を優先すべきケースがあります。次のような症状がある場合は、整体を受ける前に整形外科などの医療機関を受診してください。
- 転倒や打撲など、ケガをした直後から痛みが出た
- 肘が腫れている、熱を持っている、発熱を伴う
- 指先のしびれや、手に力が入りにくい感じがある
- 肘が動かしにくい、曲げ伸ばしができない
- 安静にしていても強い痛みが続く
- 数週間〜数か月たっても改善せず、むしろ悪化している
骨折や感染症、関節の病気、首(頸椎)からくる神経の症状などが隠れている場合、レントゲンやMRIなどの画像検査を含めた確認が必要です。
整体では診断や画像検査はできません。「ただの使いすぎだろう」と自己判断せず、まずは上記のサインがないか確認してください。肘全体の痛みについては、肘の痛みのページでも解説しています。
テニス肘とは・主な症状
テニス肘は、正式には「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」と呼ばれる症状です。肘の外側には「外側上顆」という骨の出っ張りがあり、手首を反らしたり指を伸ばしたりする前腕の筋肉(短橈側手根伸筋など)が腱となって付着しています。
この付着部に繰り返し負担がかかり、炎症や小さな損傷が起こることで痛みが出ます。
日本スポーツ整形外科学会|野球肘・テニス肘・ゴルフ肘でも、テニス肘では肘の外側の上腕骨外側上顆に痛みと強い圧痛(押したときの痛み)があり、手首を上げる筋肉の付着部に炎症が生じて発症すると説明されています。40歳から60歳代の壮年期の男女に生じることが多いとされています。
代表的な症状は次のとおりです。
- 肘の外側を押すと痛い
- 物をつかんで持ち上げると痛い(コップ、フライパン、買い物袋など)
- タオルや雑巾を絞ると痛い
- ドアノブを回す、ペットボトルの蓋を開けると痛い
- 痛みが前腕(肘から手首の間)に広がることがある
- 握力が落ちたように感じる、物を落としそうになる
安静にしていると痛みが軽いのに、手を使う動作でだけ痛むのが初期の特徴です。負担をかけ続けると、安静時にも痛むようになることがあります。
なお、痛むのが肘の「内側」の場合は、ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)の可能性があります。

主な原因
テニス肘の原因は、手首を反らす・指を伸ばす筋肉への「繰り返しの負担」です。一度に大きな力が加わるというより、小さな負担の積み重ねで腱の付着部が傷んでいくタイプの症状です。
- スポーツ:テニスのバックハンド、ゴルフ、卓球など、ラケットや道具を握って手首を使う動作
- 仕事:工具を握る・回す作業、調理、荷物の持ち運び、配管・大工仕事など
- 家事:フライパンや鍋の持ち上げ、雑巾絞り、掃除、重い買い物袋を持つ動作
- パソコン作業:長時間のキーボード・マウス操作で手首を反らした姿勢が続くこと
MSDマニュアル プロフェッショナル版|外側上顆炎でも、スポーツ以外に、ドライバーを回す動作やタイピングなど「繰り返し物をつかんだりひねったりする動作」が原因・要因になりうるとされています。
さらに、加齢とともに腱そのものが傷みやすくなることも、40代以降に多い理由の一つと考えられています。
つまり、特別な運動をしていなくても、毎日の手の使い方次第で誰にでも起こりうる症状です。「スポーツをしていないから関係ない」と思わず、日常動作の中に原因がないか振り返ることが大切です。
おおえ神経整体院の検査と施術
当院ではまず、これまで約45,000件のお身体を診てきた経験をもとに、問診と検査で状態を確認します。いつから、どの動作で痛むのか、仕事や家事で手をどう使っているかを伺い、肘の外側の圧痛の有無、前腕の筋肉の緊張、手首・肩・首の動きまで含めてチェックします。痛みの出る動作を一緒に確認しながら、負担がどこにかかっているのかを探っていきます。
施術は、ボキボキと音を鳴らすような強い刺激ではなく、身体への負担を抑えたやさしい神経整体です。神経の働きを整えながら、痛みの出ている腱の付着部を直接強く押すのではなく、前腕の筋肉の緊張をゆるめ、手首や肩、姿勢を含めた腕全体の使い方のバランスを整えることで、肘にかかる負担を減らしていくことを目指します。施術とあわせて高濃度水素吸入の併用も可能です。
当院ではこれまで、テニス愛好家の方だけでなく、調理や介護、デスクワークなど仕事や家事で手を酷使する方のテニス肘を多く診てきました。神経の働きを整えることで、フライパンを持つ・タオルを絞るといった動作の痛みが和らぐなど、実際に改善が見られたケースが多くあります。改善の経過には個人差があり、すべての方に同じ結果をお約束するものではありませんが、使い続けなければならない手だからこそ、負担の減らし方から一緒に考えていきましょう。
正直にお伝えすると、整体で傷んだ腱そのものを直接修復できるわけではありませんし、診断もできません。
ただし、痛みを長引かせている筋肉の緊張や動作のクセにアプローチすることで、回復しやすい状態づくりをサポートすることはできます。医療機関での治療と併用していただくことも可能ですし、検査が必要と判断される症状がある場合は、その旨をお伝えします。
その肘の外側の痛み、一度しっかり検査してみませんか?
初回は50〜60分かけて問診と検査を行い、痛みの原因と今の状態を丁寧に確認します。現在、初回整体3,300円(税込・現金のみ)のキャンペーンを実施中です。ご相談・ご予約はお問い合わせページからどうぞ。
セルフケアと日常生活の工夫
テニス肘は、負担のかけ方を見直すことで回復を後押しできる症状です。
医療機関でも、まずは安静と動作の調整、ストレッチといった保存的な対応が基本とされています。無理のない範囲で取り入れてみてください。
前腕のストレッチ
痛みが落ち着いているときに、手首を反らす筋肉を伸ばすストレッチが有効とされています。日本スポーツ整形外科学会|野球肘・テニス肘・ゴルフ肘でも、テニス肘では手を手のひら側に伸ばすストレッチが紹介されています。肘を伸ばしたまま腕を前に出し、反対の手で指先を手のひら側へゆっくり引いて、前腕の外側が心地よく伸びる位置で15〜20秒キープします。
痛みを我慢して強く引くのは逆効果なので、「気持ちいい」と感じる範囲で行いましょう。

負担を減らす持ち方・道具の工夫
- 重い物は片手でなく両手で持つ、下から手のひらで支えるように持つ
- フライパンや鍋は、取っ手を握るだけでなく反対の手で底を支える
- ペットボトルの蓋やドアノブは、痛む側の手を無理に使わず、反対の手やタオルを使って回す
- 工具やラケットは、握りが太めで手に合うものを選ぶ(細いグリップは強く握る負担が増えます)
- パソコン作業では手首が反り続けないよう、キーボードやマウスの位置・高さを調整する

テニス肘バンドについて
前腕に巻くテニス肘バンド(エルボーバンド)は、筋肉の膨らむ部分を圧迫することで、腱の付着部にかかる引っ張りの負担を分散させる目的で使われることがあります。学会やMSDマニュアルでも、繰り返しの負担を減らすための補助として紹介されています。
ただし、バンドはあくまで負担軽減の補助であり、それだけで症状が改善するものではありません。締めすぎは血行を妨げることもあるため、しびれや色の変化が出たら外し、使用に迷う場合はご相談ください。
なお、痛みが強く熱を持っている時期は、無理に使い続けず、冷やして様子を見ることも大切です。痛みが長引く場合は我慢せず、早めにご相談ください。
料金と初回の流れ
- 整体:7,700円/回
- 初回は初診料3,300円が別途かかります
- 初回は50〜60分(問診・検査を含む)、2回目以降は約30分です
初回は、お身体の状態や症状の経緯を詳しく伺い、検査で原因を確認してから施術に入ります。料金・メニューの詳細は施術メニュー・料金をご覧ください。
現在、初回整体3,300円(税込・現金のみ)でお試しいただけるキャンペーンを実施中です。「どんな施術か分からないまま通常料金を払うのは不安」という方は、まずお試しからご利用ください。
よくあるご質問
テニスをしていないのに、テニス肘になりますか?
はい、なります。「テニス肘」は通称で、実際には家事や仕事、パソコン作業など、手首や指を繰り返し使う日常動作が原因で発症する方のほうが多いとされています。物を持つ・ひねる動作で肘の外側が痛む場合は、スポーツの有無にかかわらずテニス肘の可能性があります。
どれくらいで良くなりますか?
個人差が大きく、一概には言えません。実際に当院では、長く続いた痛みに改善が見られたケースが多くあります。負担の調整やケアを続けながら、数週間〜数か月かけて少しずつ落ち着いていくケースが多いとされています。痛みが引いても同じ使い方を続けると再発しやすいため、痛みが落ち着いた後の動作の見直しも大切です。長期間改善しない場合は、医療機関での検査もご検討ください。
仕事や家事は休まないといけませんか?
完全に休む必要は通常ありませんが、痛みの出る動作をそのまま続けるのは禁物です。持ち方を変える、反対の手を使う、重い作業を分担するなど、負担を調整しながら続けるのが現実的です。来院時に、お仕事や家事の内容に合わせた工夫もお伝えします。
テニス肘バンドは使った方がいいですか?
負担のかかる作業をするときに補助として使うのは一つの方法です。ただし、バンドだけで改善するわけではなく、締めすぎにも注意が必要です。着ける位置や圧の強さに迷う場合は、施術の際に状態を見ながらご案内します。
痛いときは冷やすのと温めるの、どちらがいいですか?
目安として、使いすぎた直後で熱っぽさやズキッとした痛みがあるときは冷やす、痛みが落ち着いて筋肉のこわばりが気になるときは温める、と使い分けます。迷うときは、来院時にお身体の状態に合わせてお伝えします。
整形外科に通っていますが、併用できますか?
はい、併用していただくことは可能です。医療機関では画像検査や注射など、整体ではできない対応を受けられます。当院では筋肉の緊張や動作のクセへのアプローチと、日常生活での負担の減らし方をお伝えします。「手術を検討するように言われた」という場合も、まずは状態を見せていただければ、当院でできることをご案内します。
まとめ
テニス肘は、スポーツをしない方にも起こる、手の使いすぎによる肘の外側の痛みです。
我慢して使い続けると長引きやすい一方で、負担のかけ方を見直し、筋肉や動作のクセを整えることで、回復を目指すことができます。テニス肘は当院でも実際に改善が見られてきた症状のひとつです。「物を持つたびに痛い」という状態を一人で抱え込まず、まずは肘と腕の状態を確認してみませんか。
福岡市中央区薬院のおおえ神経整体院は、七隈線「薬院大通駅」から徒歩4分、営業時間9:00〜21:00(不定休)の完全予約制です。ボキボキしない神経整体で、お身体の状態に合わせた施術を行います。
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