発声障害
「声がかすれる」「声が出にくい」「話していると声が詰まる・震える」――声の不調は、仕事で声を使う方はもちろん、日常の会話や電話でも大きなストレスになります。発声障害の背景は、声の使いすぎによる機能的な問題から、痙攣性発声障害のような神経の病気、声帯ポリープといった器質的な異常までさまざまで、まず耳鼻咽喉科・音声外来で喉の状態を確認することが大切です。そのうえで、声は声帯だけで出すものではなく、呼吸や姿勢、首・肩・顎まわりの緊張といった身体全体の状態に左右されます。
発声障害は、当院の神経整体で実際に改善が見られてきた症状のひとつです。このページでは、発声障害の主な原因と医療機関での診断の大切さ、当院のアプローチを解説します。
こんな症状は先に医療機関へ
次のような症状がある場合は、整体の前にまず耳鼻咽喉科を受診してください。喉の病気が隠れている可能性があり、内視鏡などによる確認が必要です。
- 声がれ(嗄声)が2週間以上続く
- 呼吸が苦しい、息を吸うときに音がする
- 痰に血が混じる
- 首にしこりがある、飲み込みにくさがだんだん進む
国立がん研究センターのがん情報サービスでも、喉頭がん(声門がん)では早い時期から声のかすれ(嗄声)があらわれ、進行すると息苦しさを感じるようになるため、気になる症状がある場合は早めに耳鼻咽喉科を受診するよう案内されています(国立がん研究センター がん情報サービス|喉頭がん)。とくに呼吸の苦しさがある場合は、ためらわず速やかに医療機関を受診してください。
当院では喉の内視鏡検査や診断はできません。声の異常が続く場合は、まず耳鼻咽喉科・音声外来での確認が先決です。
発声障害の主な原因
発声障害は、原因によって対応が大きく異なります。代表的なものを紹介します。
機能性発声障害(声の使い方・緊張によるもの)
声帯などに器質的な異常がないのに声が出にくくなるタイプです。無理な発声を続けることで首や喉まわりの筋肉が過剰に緊張する「過緊張性発声障害」や、ストレスなどを背景とする心因性のものが含まれます。
日本音声言語医学会・日本喉頭科学会の「音声障害診療ガイドライン2018年版」に基づく分類でも、機能性発声障害や心因性発声障害は音声障害の代表的な分類として挙げられています(横浜市立大学附属病院|音声障害)。
痙攣性発声障害(喉頭ジストニア)
話そうとすると声帯まわりの筋肉が自分の意思に反して収縮し、声が詰まる・震える・途切れるといった症状が出る病気です。MSDマニュアル家庭版では、喉頭ジストニア(以前はけいれん性発声障害と呼ばれていた)は、声帯をコントロールする喉頭の筋肉が不随意に収縮することで声の異常が生じる、ジストニアの一種と考えられていると説明されています(MSDマニュアル家庭版|喉頭ジストニア)。
治療は医療機関でのボツリヌス毒素注射や手術などが選択肢となり、診断には専門的な検査が必要です。
声帯ポリープ・声帯結節など器質的な異常
声の使いすぎや炎症などを背景に、声帯にポリープや結節(タコのようなふくらみ)ができるタイプです。横浜市立大学附属病院の解説でも、音声障害の分類として喉頭の組織異常(声帯ポリープや声帯結節、喉頭悪性腫瘍など)が挙げられており、病変の切除などの手術が行われることがあります(横浜市立大学附属病院|音声障害)。
このタイプは医療機関での治療が中心であり、整体で病変そのものを取り除くことはできません。

声帯麻痺や炎症など、その他の原因
風邪や喉頭炎による一時的な声がれのほか、手術や病気の影響で声帯の動きが悪くなる声帯麻痺、逆流性食道炎の影響など、原因は多岐にわたります。
原因によって対応が大きく異なるため、「声の出にくさが続く」時点で一度は医療機関で喉を見てもらうことが大切です。
診断は耳鼻咽喉科・音声外来で
音声障害の診断では、喉頭内視鏡検査や喉頭ストロボスコピーで声帯の状態や振動の様子を確認し、声の質の評価や発声機能の検査を組み合わせて行われます(横浜市立大学附属病院|音声障害)。原因が分かれば、薬物療法、言語聴覚士による音声治療(音声訓練や声の衛生指導)、手術など、原因に応じた治療が選ばれます。
当院の施術は、こうした医療機関での診断・治療を前提としたうえでの、身体面からのサポートです。
おおえ神経整体院の検査と施術
当院では、初回に50〜60分ほどかけて問診と検査を丁寧に行います。いつから、どのような声の出にくさがあるのか。耳鼻咽喉科での診断内容や治療の経過、仕事での声の使い方、日頃の姿勢までお聞きし、首の前側や顎、肩まわりの緊張、胸郭の動き、姿勢の状態を確認します。
発声障害は、当院の神経整体で実際に改善が見られてきた症状のひとつです。声は、肺から送られる息、声帯の振動、それを響かせる喉や口の空間という連携で生まれます。この連携には、発声に関わる神経の働きや、首・肩・顎の緊張、呼吸のしやすさが大きく関わります。
当院の施術は、ボキボキと音を鳴らすような強い刺激ではなく、身体に負担の少ない優しい方法で行う神経整体です。発声に関わる神経の働きを整えながら、首や顎、肩まわりの過剰な緊張をゆるめ、呼吸がしやすい姿勢づくりを進めることで、声の出しやすさの改善を目指します。
神経の働きを整えることで変化が見られるケースがありますが、声帯の病変そのものの治療や、痙攣性発声障害への注射・手術といった医療的な治療は医療機関の領域であり、当院が効果を断定するものではありません。当院代表は、これまで約45,000件のお身体を診てきた経験をもとに、一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。
その声の出にくさ、一度しっかり検査してみませんか?
初回は50〜60分かけて問診と検査を行い、原因と今の状態を丁寧に確認します。現在、初回整体3,300円(税込・現金のみ)のキャンペーンを実施中です。ご相談・ご予約はお問い合わせページからどうぞ。
セルフケアと日常生活の工夫
声の衛生(声を守る習慣)
- こまめに水分をとり、喉の乾燥を防ぐ
- 大声を出す、叫ぶ、長時間の長電話は控えめに
- ささやき声も声帯に負担がかかるため、無理に使わず休ませる
- 喫煙や煙、乾燥した環境を避け、加湿を心がける

姿勢と呼吸の工夫
猫背で顎が前に出た姿勢は、首の前側の緊張を強め、声の通りを妨げます。座るときは骨盤を立て、顎を軽く引くこと。ゆっくりと息を吐きながら話す練習も、過剰な力みを減らす助けになります。

無理な発声トレーニングは避ける
自己流の発声訓練は、かえって過緊張を強めることがあります。音声治療を受けている方は、言語聴覚士の指導内容を優先してください。当院でも、その指導と矛盾しない範囲で、姿勢や緊張のケアをご提案します。
料金と初回の流れ
当院の料金は、整体7,700円/回です。初回は初診料3,300円が別途かかります。初回は問診と検査を丁寧に行うため50〜60分ほど、2回目以降は約30分です。詳しいメニューは施術メニュー・料金をご覧ください。
現在、初めての方を対象に、初回整体3,300円(税込・現金のみ)でお試しいただけるキャンペーンを実施しています。「病院では異常なしと言われたのに声が出にくい」という方も、まずはお試しでご相談いただけます。
当院は福岡市中央区薬院2-14-21 フィット薬院305、七隈線「薬院大通駅」から徒歩4分の場所にあります。営業時間は9:00〜21:00(不定休)、完全予約制です。
なお、声の出にくさとあわせて首や肩の不調が気になる方は、首の痛みやストレートネックのページもご覧ください。
よくあるご質問
Q. 耳鼻科で「声帯に異常なし」と言われたのに、声が出にくいです。
声帯に器質的な異常がなくても、発声の仕方や首・喉まわりの過剰な緊張によって声が出にくくなる「機能性発声障害」の可能性があります。より詳しい検査には音声外来の受診もおすすめします。
当院では、首や顎、姿勢など発声を支える身体の緊張面からサポートし、実際に改善が見られてきた症状のひとつです。
Q. 痙攣性発声障害と診断されました。整体でも診てもらえますか?
治療の中心は医療機関でのボツリヌス毒素注射や手術、音声治療です。当院はその併用として、発声を支える首・肩・顎の緊張や、発声に関わる神経の働きにアプローチする位置づけで対応しています。
主治医の治療方針を確認しながら進めますので、診断内容を問診でお聞かせください。なお、効果には個人差があり、当院から断言することはできません。
Q. 声を使う仕事をしています。仕事を続けながら通えますか?
はい、通っていただくことは可能です。施術とあわせて、声の衛生(水分補給や休声の取り方)や、仕事中の姿勢といった負担を減らす工夫もご提案します。繁忙期など声を酷使する時期は、状態に合わせて通院ペースを相談しましょう。
Q. 施術は痛くありませんか?
当院の施術は、ボキボキと音を鳴らすような強い刺激ではなく、身体に負担の少ない優しい方法で行う神経整体です。発声に関わる神経の働きを整えながら施術しますので、首の前側のようなデリケートな部位にも強い刺激を加えることはしません。ご安心ください。
Q. 何回くらい通えばよくなりますか?
原因と状態によって必要な回数は変わるため、一概にはお答えできません。初回の問診と検査で状態を確認し、通院の目安についてもご説明します。回数を断言するようなことはいたしません。
Q. 料金はいくらですか?初回はどれくらい時間がかかりますか?
整体は7,700円/回、初回は初診料3,300円が別途かかります。初回は問診・検査を含めて50〜60分、2回目以降は約30分が目安です。現在は初回整体3,300円(税込・現金のみ)でお試しいただけるキャンペーンも実施しています。
まとめ
発声障害は、機能性発声障害、痙攣性発声障害、声帯ポリープなどの器質的な異常とで、原因も対応も異なります。声がれが続く場合は喉の病気が隠れていることがあるため、まず耳鼻咽喉科・音声外来での診断が先決です。
そのうえで、発声を支える神経の働きや、首・肩・顎の緊張、呼吸と姿勢といった身体の土台を整えることは、声の出しやすさの改善を支える一助になります。声の出にくさでお困りの場合は、一人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。
現在、初回整体3,300円(税込・現金のみ)でお試しいただけるキャンペーンを実施しています。ご予約・お問い合わせはお問い合わせページから受け付けています。